特別交流会(6月)のご案内
松井理恵さん懇話会
好評のリハビリ中心の交流会と別に、松井理恵さん(東京都支部)をゲストに、治療や生活に関わる情報交換の場として特別に下記交流会を実施します。
松井理恵さん懇話会実施要領
日時 2018年6月14日(木)13時半〜15時半
場所 鎌倉市生涯学習センター 第5集会室
(鎌倉市小町1-10-5、電話0467-25-2030)
JR鎌倉駅東口下車、駅改札から徒歩5分程度
会費 無料です
(湘南なぎさクラブ入会ご検討中の非会員の方のご参加も歓迎です)
DBS施術、撤去。20年超の苦闘
松井さんご自身が病歴20年超のPD患者であり、話題の治療法のひとつDBSをいち早く受けながらも不適応と判明して撤去したという稀有なご経験をなさっておられます。ご家族のご不幸という最も辛い出来事も重なりました。
表現することへのこだわり
難病との苦闘の一方、松井さんは友の会東京都支部理事として、あるいは会員数9千人近い全国友の会の機関誌「会報」編集委員として、会運営に貢献されておられます。それに加えて、エッセイスト、朗読ボランティア、折句制作などいずれも「表現すること」につながる多様な分野に積極的に挑戦してこられました。
◆懇話会は、松井理恵さんをお迎えして病気のこと生活のことなどを親しくお話できる機会としたいと思います。松井さん独特の優しい人生観溢れる作品の朗読やその背景にあるお考えについての講話、参加者の皆様との懇談で構成する予定です。
◆表現することの大切さ楽しさを感じて欲しい、松井さんの願いです。PD患者もしっかりと自己表現が出来ます。松井さんに以下のようなちょっとした技、練習方法をご伝授頂きます。
-表情固くなってませんか?豊かな表情は顔面体操から。
-確かな発声、滑舌につながる朗読。そのコツは楽しい群読で。
松井さんの作品から:
『こんな私だけれど笑顔でいると、元気そうだと喜んでいただける。この今を決して無駄にせずに生きていきたい。皆さんが生き生きとやっておられるように、私も生き生きとしなければと思うゆえんである。私はきっと死ぬまでこんな風に生きていくに違いない。
そうであるなら、同じ病気を持つ皆さん「私を見て!」私こうして20年経っても歩いている、出かけている。今も夢を持ち輝こうとしているの。私でよかったら、一緒に歩いていきましょう。楽しい夢を一緒に見ましょうよ。』 (第2回JPCポスターセッション参加作品からの一部引用)